カンボジア旅行記

トップページ -> カンボジア旅行記 -> アンコールワット旅行記

アンコールワット旅行記

2002年11月12日

<一日の始まり>日の出前
アンコールワットで日の出を見るために今日は早く起きなければならない。今日は日の出を見てアンコールワットとその近くの遺跡を周る予定だ。昨夜の酒が少し残っていたが予定通りに起きる。朝食を取らずまだ暗い時間にバイタクでゲストハウスを出発した。

<日の出>
昨日通った道と全く同じ道でアンコールワットへ。まだ暗いのに道には多くのバス、バイク、車などが日の出を見に行くために走っている。市街を抜け森を抜け堀に沿って走りアンコールワットへ到着する。バイタクを待たせ中へ。中には旅行者が溢れていた。日本人の姿も目立つ。ゲストハウスの人に聞いたらシェムリアップに一番来る外国人は日本人なのだそうだ。やがて空が少しずつ明るくなり赤く色付き始める。もう少しだ。全ての観客が固唾を飲んで見守る中、恥ずかしげに少しずつ太陽が顔を覗かせる。歓声が上がりカメラのシャッターが所々で切られる。日が昇りきってから帰ると人ごみが激しいと思い私は太陽に軽く挨拶しただけで立ち去る事にした。

<アンコールトムと周辺の遺跡群>
バイヨンの人面像バイクはアンコールワットから北へ走りアンコールトムの中へ入る。ここはかつてクメール朝の王都であった。往時は勇壮な寺院が立ち並びクメール人で賑わっていたのだろう。人で賑わっているのは同じだけれど今は敷地のほとんどが森になり遺跡の損傷も激しい。諸行無常、まさにその通りである。

まずバイヨンへ。壁のレリーフや巨大な人面彫刻が有名な所だ。足元が滑り易く、急な階段が多い。周囲を一周しレリーフを楽しみ人面彫刻を見て「デケー顔だなー」と何のひねりも無い事をつぶやき立ち去る。近くの屋台へ朝食の為に立ち寄る。おばちゃんにフライドライスを頼んだら超大盛が出てきた。食べても食べても減っていかない。満腹感を得た時でさえ、まだ他の食堂の一人前は残っている。食べ物を残す事が大嫌いな私はそれでもなんとか食べ終える。少ないよりは多い方が良いが多すぎるのも参る。金を払ったらおばちゃんがおつりが無いと言い1リットルの水をよこした。得したから良いが日本じゃ考えられん事だ。(笑)

アンコールトムにある遺跡アンコールトムの遺跡を巡る。バイヨンの例にもれずここの遺跡は階段が急だ。またいくつかの遺跡が修復工事中で足場が組まれている。とある遺跡を歩いているとガキが走って追いかけて来た。彼は少し息を切らせながらつたないガイドを始める。勝手にガイドをして最後に金を取るつもりだな。そう思った私はとりあえず彼に一通り話をさせてみる。話の後、案の定彼はガイド料を払えと言う。俺はガイドを頼んでいない。お前が勝手に話したんだろう。そう言い彼を残して立ち去る。観光地で勝手にガイドをしてくる奴は一杯いるが金を払う必要は無い。トラブルを避けたければガイドを始めた時にガイドは必要ないと言うのが一番だ。なんとか広いアンコールトムの遺跡を全て周り、ここより東の遺跡へ行く事にする。

タプロム遺跡 ガジュマルの樹が遺跡を侵食しているトマノン・チャウサイテボーダ・タケウに立ち寄りタプロム遺跡へ到着する。前の3つの遺跡と異なりタプロムにはたくさんの土産物屋が立ちツアーバスが止まっている。それだけ人気のある所なのだろう。門をくぐると森の中に遺跡へ向かう小道が続いている。観光客が多い!特に日本人(JALパッカー)の姿が目立つ。日本語ガイドの話を隣で聞いているとここはガジュマルの木が遺跡を侵食している姿が有名なんだそうだ。アンコールワットもバイヨンも修復作業前は同じ状態だったらしい。自然の力、恐るべしである。

パンティアイクデイ・スラスラン・バンチュム・プラサットクラヴァンと遺跡を周りアンコールワットへ戻る。 スラスランではこんな事がありました。

時間は13:30。早起きしたため体は限界に近かった。しかし、逸る気持ちを抑える事はできずバイタクに18:00に迎えに来いと伝えそのままアンコールワットへ足を踏み出したのである。

<アンコール・ワット>
弓を射る戦士の壁画6時間半ぶりに帰って来た。朝と違うのは高く上った太陽と外壁に蟻の如く群がっていたツーリストが場所を変えた事だろう。入ってすぐ門をくぐり中庭をふらふらし写真を撮りながら中央聖堂へ向かう。気持ちは中央聖堂へ向かっていたのだが第一回廊へ入ると耐えきれなくなり床に座り込んでしまった。そのまま長い時間休憩。座っていると眠気が襲ってくる。やはり宿へ帰った方が良かったか・・・

この後も何回か休憩しつつ回廊に彫られたレリーフを鑑賞する。壁、天井、柱全てに神話に物語、紋様が刻まれている。バラモン教の天地創造の画, ラーマヤーナのラーマ軍と魔王軍の戦い, アンコール軍の行進などなど躍動感と彫られた時代の文化が伝わって来る。調子に乗って写真を撮りまくったがどれも実物の迫力には敵わなかった。

中央聖堂と急な階段レリーフを満喫し遂に中央聖堂へ。ここの階段は驚くほど急である。怖いから上らなかったと言う人もいたほど。南側に唯一手すりの付いた階段があって混雑している。混んでいるのは嫌いなので私はえっちらおっちらと手すり無しの階段を上りきる。

内部には所々に仏像が安置され線香が焚かれている。一通り見て周り今日は夕日をここで迎えるつもりだったのでゆっくり待つ事にする。

時間になると私と同じ考えの人々が中央聖堂の西側へ集まってくる。ぐずぐずしていると場所を取られてしまう。早目に良い場所に座り込む。空が少し赤くなり眩しかった太陽を何の細工もなしに直視できる。空一面が赤くなりゆっくりと太陽が姿を消して行く。そんな想像をしていたのだが今日の夕日は空が少し赤くなっただけでお終い。

太陽が見えなくなってすぐ係員が来て真っ暗になる前に下りろと言って周り始める。この時間も手すりのある階段が人気だ。少しずつ暗くなっていたので私も手すりを使う。外へ向かう通路は大渋滞発生。真っ暗で何も見えなくなった。隣で夕日を見ていた人が用意の良い人で電灯で足元を照らしてくれた。その人はベトナム・ラオス・カンボジアと旅しているらしくラオスは良い所だと言っていた。

アンコールワットの外でその人と別れ、待っていたバイタクの後ろにまたがり宿へ。帰ると新しい日本人が来ていてバイタクと1日30ドルで契約したと言っていた。30ドル!?高すぎるよ!と教え自室へ戻り洗濯して酒飲んで寝た。

前日の旅行記へ/翌日の旅行記へ

トップページ -> カンボジア旅行記 -> アンコールワット旅行記