2002年11月15日
<一日の始まり>
今日でカンボジアともお別れだ。ピックアップトラックが7:00頃到着すると聞いていたので30分前に起きる。そして昨日買ったパンにジャムを付け食べる。荷造りは昨夜終らせていたので荷物を持って部屋を出る。まだ7時まで15分ほどあるのでピックアップは来ていない。昨日久しぶりに話をした同じトラックで来た人がレストランにいたので最後の挨拶。彼は明日、飛行機でバンコクへ戻るらしい。
<さらばシェムリアップ>
予定の5分前にピックアップが到着する。ゲストハウスから乗るのは私だけ。荷台には数人しか乗っていないので余裕だ。ゲストハウスを出る前にバイタクやらゲストハウスの人やら仲良くなった奴等と握手を交わし別れの挨拶をする。全ての挨拶が終りピックアップはゆっくりと走り始めた。「いざ国境まで一直線!」と思っていたのだが国境とは反対側に走り始める。どうやら少し回り道をして客を拾うようだ。
所々で人が乗ってきてガラガラだった荷台はすぐに一杯になった。ドライバーももう十分と思ったのかやっと反転して国境方面へ向かい始めた。この時荷台には子供2人、大人13人(カンボジア人 男6/女5, カナダ人 女1, 日本人 男1)の計15人と各人の荷物が乗っていた。狭くて体勢を変えるのも一苦労。町外れでピックアップは給油をして一路国境へ向かい走り始める。
<ピックアップの旅>
約1時間、アスファルトで舗装された道を走る。そしてダンシングロードへ。穴を避けながらゆっくりとジグザグに走る。道が悪く上下の揺れが激しい。砂埃もひどい。砂埃を避けるため持参の手ぬぐいを頬かむりのように被り鼻をガードする。来た時は車内だったのでまだ良かったが荷台は思った以上に酷かった。。。
行きで足止めを食らった大きな水溜りは既に無く、かなり凸凹だったが通れるようになっていた。更に走り休憩。周りに何もない単なる道端に止まる。物売りが1人寄って来る。男はそこらへんで立ちション。女は草むらを探して用を足していた。ツーリスト用のピックアップはちゃんとトイレのある所に止まる様だが現地人用はあまり気にしないようだ。全員の用が済み再びピックアップは走り出す。
途中凸凹がほとんど無い道があった。ドライバーはスピード狂でぐんぐん他の車を抜かして行く。おかげで物凄い砂埃。頬かむりは既に用を為していないらしく口で息をしていないにも関わらず口の中が砂っぽい。悪い事は重なる物でいままで雲に隠れていた太陽が顔を出し始め私の体を焼き始める。
荷台から見る風景は所々にある背の低い山があるのを除いて草原と田んぼが地平線まで広がっている。この辺りには地雷がまだ埋まっているはずだから道を外れると危ない。途中の町シソフォンでピックアップを乗り換え埃にまみれながらなんとか国境の町ポイペトへ到着する。ピックアップは国境近くまで行き停車。時間は12:20。シェムリアップから約5時間半。良い経験であったが最悪の移動であった。
<タイへ>
カナダ人と共に国境へ歩き始める。「酷かったな」と話しカンボジア側のイミグレーションへ。とにかく早くタイへ戻りたかったのでスタンプをもらいバンコクへ行くと言う彼女に別れを告げさっさとタイ側へ。すぐに入国手続きを済ませ戻ってきましたアランヤプテート。この時はとにかく疲れていてカンボジア旅行を振り返るなんて気は全く起きなかった。さあ!これからラオスへ向かうぞ!まず今日は東北部にあるウドンターニに行かなくては!!!
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