2001年4月28日〜2001年5月1日
寒さのため何回か目を覚ましたが、5:10に起きる。周りは多少明るくなってはいたがまだ寒い。昨日は暗くて気付かなかったが野宿していた公園から雪山がいくつも見えた。そりゃ寒いはずだよ・・・ホント。
私の家の周りには山が無いので山がある景色を見ると旅に出たと実感する。長野の友人にそんな話をしたら逆に彼は山が無いとおかしな気分になるそうだ。やはり日本は奥が深い。そう思う。
信濃大町駅まで歩き、6:20のバスに乗り扇沢へ向かう。バスは市街を抜け少しずつ山を登って行く。40分ほどで扇沢着。
扇沢でアルペンルートの乗車券を購入する必要があるのだがGW初日だからだろうか、100メートル位の列ができていた。私はアルペンきっぷを使っていたためわざわざチケットを並んで買う必要が無かった。これは嬉しい誤算である。しかし、トロリーバス乗場も混雑しており約15分間待たなければならなかった。
順番が来てトロリーバスで黒部ダムへ向う。トロリーバスはパックツアーのおっさん・おばさんとスキーヤーで大混雑であった。
黒部ダムでは展望台に登った。山の中にこんな大きな物を建てるとはやるなぁと思ったがそれほどの感動は無かった。
ここで面白いおばさんを見た。20歳位の娘に『お母さん写真撮るよ』と言われて『私は写真は残さない主義なのよ』と言いながらしっかりポーズを取っていた。これを見て思わず『やられた!』と思ってしまった。こんど使ってみよ。。。
展望台から降り、ダムの上を通ってケーブルカーの黒部湖駅へ向う。
黒部湖駅で約25分。ロープウェイの黒部平駅で約45分。トロリーバスの大観峰で約30分。それぞれ待ち時間があった。あの殺人的な観光客の多さ、ほんと勘弁してもらいたいっす。
人の多さに辟易としていたがやっと雪の大谷のある室堂へ着く。雪の大谷の感想は「まぁ、こんなもんか」と言う位のもの。ただし、滅多に千葉県民が見られる景色ではないと言うのも確か。見といて損は無いです。
この季節の室堂は辺り一面、雪景色。冬山スキーをしている人も多数。勿論、遊歩道は雪の下なので歩くことはできない。私と同じ季節に行くならばサングラスと日焼け止めは必須です。私はこの二つの必要性を全く認識していなかった。結果は雪目と雪焼け。イタタタタ・・・。これが雪の大谷の印象を悪くしている原因かもしれん。
除雪車(立山熊太郎)の除雪デモンストレーションを見て雷鳥を他の観光客が貸してくれたビデオカメラのズームで拝み雪の大谷の上に行こうとして、『許可がないと駄目だよ』と怒られ私は室堂を後にすることにした。
毎度の如くここでもバスに乗るのに約40分程待った。しかも待った揚げ句、補助席だった!乗り心地悪し。それでもインドのバスで鍛えた私の眠りを阻止することはできなかったが。。。
そうしてバスは美女平に着き、私は寝ぼけ眼をこすりバスから降りる。美女平でも遊歩道は雪の下にあるため、やることが無い。特に何をやるというわけでもなく20分程待ち、ケーブルカーで立山駅に降りる。立山駅着が14:15。通過に約7時間。お疲れ様でした。
立山駅から日本一落差の大きい称名滝に行こうと思ったがここも今の時期は遊歩道が閉鎖さていて行けないそうだ。この季節のアルペンルートは雪の大谷を見るか冬山スキーをする位しかすることが無いようだ。また違う季節に行ってみるか。できればもっと人が少ないときに行きたいものである。
立山ではやることがなかったので富山へ向う。富山には約1時間で着いた。
富山では駅前をふらふらしたり、公園でゆっくりしたりしていた。公園にいたとき近くのベンチで女二人組がカラスをたくさん呼び込んでいた。松本では鳩、富山ではカラス。少しずつ性質が悪くなっていく。次は一体なにが来るのだろう?更に性質が悪い鳥と言えば・・・つまらんので止めとこう。(どこへ行った。塩沢トキ・・・)
この日も野宿した。昨夜と違い全く寒いことは無く非常に快適であった。
この後、福井の友人の所へ行き永平寺、一乗谷、東尋坊と福井ゴールデンルートに連れて行ってもらい上越の祖母の家に寄り家路についた。
アルペンルートに行って思ったことは
・観光客(特にツアー客)多すぎ。
・この季節のアルペンルートは雪の大谷のみ。
・この季節、標高の高いところで野宿をしてはいけない。
(そんな事をするのは私だけか?)
・私は旅人だが山男にはなれない。
こんな所でしょ。
さて次はどこへ行こうかな。久しぶりに海外なぞ良いかもしれんなぁ。
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