エクアドル旅行記

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エクアドル放浪記

第四部 キトの北、イバラ・オタバロへ

<イバラへ>
イバラのサントドミンゴ教会テナを出発したバスは少しずつ標高を上げ首都のキトへ向かう。食当りは未だ治らず少しだるい。何かを食べたり飲んだりすると腹に来るのでバスに乗っている間は一切口にしなかった。キトでバスを乗り換え更に北へ120km進みイバラへ到着する。移動時間約9時間。お疲れ・・・俺。

<イバラ>
宿を見つけシャワーを浴び何も食べず寝る。目覚めて少し散歩したが鉄道駅周辺は市場があり非常に汚い。市内の一部は石畳の道になっていたり所々に教会があって歴史を感じさせるが全体的に町が汚い。以前は「Blanca ciudad (白い街)」 と呼ばれていたらしいが私はその名前で呼ぶ気にはならなかった。

イバラでは何も食べず水だけ飲んでほとんど宿で寝ていた。おかげでけだるさは治った。しかし下痢は治らなかった。オタバロで薬を買って飲む事を決める。

宿で寝ていた事が一番の思い出になったイバラの町を後にしてバスで約40分のオタバロへ向かう。

<オタバロ>
オタバロの街並みバスは町外れの汚いバスターミナルへ到着する。まずは宿探し、地図を手に市街へ向かう。ターミナルから歩いて約10分でガイドブックで目星をつけておいた宿に着く。早速交渉。朝食付で一泊7.5ドル。ちょっと高いが娘がかわいかったので体調が悪かったのであっという間に決めてしまった。

荷物を置きすぐに市中心部へ向かう。オタバロはインディヘナ(原住民)の市場が有名で、エクアドル旅行では定番の所である。土曜日が最も規模が大きく道路にまで市場が広がる。ちなみに私が行ったのも土曜日。旅に出て既に曜日感覚を無くしていた私はオタバロに到着して市場を一通り回った後、「やけに規模が大きいな。土曜日になったらどうなるんだろう」 と思っていた時に友人からの電話で曜日を知る。「そりゃ大きいわけだ」 と納得。旅に出ると最初に無くすものは曜日感覚だ。旅に曜日は必要ないもんな。

オタバロ 石細工の店 オタバロ 木製のお面の店<-土産物屋

土曜日なので噂通り所々に露天が出ている。売っているのは木工品(お面、楽器など) 織物(タペストリー、セーターなど)、石細工(置物など) や帽子 その他観光地に必ずあるTシャツ・キーホルダーの類である。 歩いているとアミーゴ(友達)と声をかけられる。その度に一瞥して「お前らなんか知るか」 と日本語でつぶやきながら冷やかしてまわる。

店の売り子は女性が多く白いブラウスに黒いスカートを履きネックレスなどのアクセサリーを着けている。彼女達を見て思うのは彼らは金持ちだと言う事だ。まず着ている服が綺麗過ぎる。ブラウスの白さはちゃんとメンテナンスしないと維持できない。彼らは自分で技術を身につけて頑張っているのだから裕福なのだろう。同じインディヘナでもクエンカのインディヘナとは大きな違いだ。クエンカのインディヘナは見た目が汚く臭う。乞食をしている者もいる。この違いは仕事があるか無いかそれだけの違いなのだろうか?

オタバロ 道に出ている露天オタバロで数十時間ぶりに固形物を口にする。「何も食ってなかったから下痢は大丈夫だろう。」 と思っていたのだがまだまだ下痢菌は弱っていなかった・・・(涙) すぐには催さなかったが散歩して宿に到着した時点ではヤバイ状態に。急いで宿に駆け込み危機を脱する。この後、すぐに薬屋へ行き身振り手振りでなんとか下痢の薬を買って飲んだのは言うまでも無い。

<オタバロの夜>
まだ体が本調子ではなかったので早めに休んだ。すると夜中にひどい騒音で目が覚める。どうやら野外コンサートをしているようだ。勘弁してくれよと思いつつこの国では良くある事なのでひたすら耐える。悪い事にこの部屋のドアは一番下に約20cmの隙間がありそこから音が入って来るのだ。娘のかわいさに負けて部屋を決めた俺の間違いか?

約半年住んだ経験と勘から馬鹿騒ぎは2時頃に終わる事が多い。しかし、この日は2時になっても3時になっても終らない。歌の歌詞「Me voy a voy, Me voy a voy♪」 (立ち去るよ、行くよ) と聞き「おまえが早く立ち去れ」と突っ込みを入れ、「Nervioso, nervioso♪」 (神経質に、神経質に) と聞き「お前が神経質になれ」 と更に突っ込む。結局意識が消えたのは4時を過ぎた頃であった。。。

<キトへ>
キト北部の旅は下痢と共に過ごしたり騒音に悩まされ最悪であった。この流れが続かねば良いのだが・・・キトでは野暮用で事務所へ行かないとなー

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