八幡平〜三ツ石山


東京駅PM11:10発盛岡行きのバスに乗りAM7:00前
には盛岡到着。
小雨が降り出しちょっと不安でのスタート。タクシーの
中で紫外線対策始めてすぐにバケツの水をひっくり
返したような雨に目がテン!嵐を連れてきたようと
大笑い。笑えなくなるとはこのときはまだ感じていない。
どしゃぶりの八幡平レストハウスに下り雨具に着替え、
大きなリュックは食堂に預け手ぶらで八幡平頂上へ。
雨だけど身軽で頂上らしからぬ傾斜がほとんどない
散歩道。お花が咲いているーとルンルンでした。
観光バスで大勢人が入る姿が想像される100名山
らしからぬ山、あっ、らしいかも。たぶん遠足かなにかで
来ているんだろうけど覚え無し。
沼にはまだ雪がたっぷりあるところもあったりもう少しで
厚い雪の壁が落ちそうなところもあった。
沼が多いんだー、そうか湿地帯でもあるんだと勉強
不足を丸出し。でもここはあまり下調べはいらないでしょう
とお気楽で寄りました。





平らな場所に八幡平頂上の文字、無理やりのように展望台が少々高いところにある。グルッとパノラマらしい
案内絵図があった。ふーんこんなふうに見えるのか、晴れていれば・・・。今は真っ白な世界だよ。
雪の沼か湿原らしい場所が数ヶ所、晴れていればねー、前向きに考えよう。おかげで静かに歩けるではない
か、人をかきわける晴天を想像し雨はいいねー、楽しいねーと浸っていました。
ショウジョウバカマ、イワカガミ、シラネアオイ咲いていました。

とぼとぼたぶんこっちでいいよね?不安げに裏岩手従走路
へと突入。なんだかさみしげな、でも案内あるし大丈夫よ、
クマだけは注意、注意と言っても会ったらしょうがない、食べ
てもおいしくないから食べないでね、んー違うか、ダッシュで
逃げるか、蹴りを入れるかどれがいいかなあ想像が膨らみ
ちょっと楽しい一瞬。
今日の道はアップダウンが少なく湿原歩き、散歩道よ!
穏やかそうに見えるいい雰囲気のところ、とにかく印象は
よかった。最初はね。
去年歩こうと思ったけど下調べ中、地元観光課と避難小屋の
担当者にそこは人が入っていないよ!雪が多いからやめた
方がいいとかと同行者の不安そうな意見にやめたあこがれの
コース。実際去年岩手山行ったら雪はほんの少々だったのに
八合目小屋番は自信ありげに「雪あるよ!」確かにあったけど
何にも不安のない雪にだまされた思いだった・・・。
人の意見はあまり信用ならない、今回は強硬突破の固い意志。


いきなり小川が・・・。でもこれが道らしい・・・。排水溝を歩いているような錯覚がしてきて、なかなかおもしろ
そうじゃない?ワイルド!とかこれが本当の秘境だよ〜なんてルンルン気分でした。


真っ白な世界が続いていたら寂しげな沼出現、木道渡ると水芭蕉が生き生きしていました。たぶん誰にも
見られることなく咲いているのではないかなあと思いました。人の気配が全くないので・・・。

とりあえずモロビ岳に着きました。よく見ると読めない
字の山が多い、たぶんなかなか覚えられないと思う。

石沼・岩手県、これくらいしか目印となるものが
なくていい絵は撮れません。




キヌガサソウ サンカヨウ
けんそ森、むずかしいなあ。この道自体,歩くのが難しい
のに字までむずかしい。よっぽど北アルプスのほうが
歩きやすい、進みやすいと思う。
この辺は前へ進むのがとても難しい、なんだろこれは?
そうだジャングルのよう、と言ってもジャングルは行った
ことはない。たぶんこんな感じかなと探検隊の気分に
浸る単純な踏み踏み隊でした。
這松より背が高い、ちょうど目線、背丈が同じくらいの木々に
何度も雨具のフード、リュックカバー、しまいにはめがねまで
うばわれそうになり何だこれ?始めは楽しんでしたけどだん
だん怒りに変わってぜったいうばわれないように全身に力を
入れて前へ進んだ。そのうち格闘技、そうだねあまり見ないけ
どK2のような・・。腕をグルグル振り回して木と熊笹相手に格闘。
足も泥や笹にとられないよう大足上げラッセル状態。
行進のように見えるかも?「笹ラッセル!」岩より手強い。


途中で食べるはずの盛岡駅で買ったお弁当、八幡平
レストハウスで稲庭うどん食べちゃったので避難小屋
で食べることになりました。
地元の先客がいました。歩きながら取った
竹の子をおすそ分けしてくれ、あつあつを
ごちそうになりました。


やっと着いた大深山荘に地元の
おじさまたちが大宴会中なので
ひっそりズブ濡れの心を乾かし
小屋の雰囲気と安堵感にホッとし
ている最中です。
小屋は新しく快適でした。みんな
ズブ濡れなので雨具とリュック
カバー干しても乾く気配なく小屋
中湿気が漂っていたけどしょうが
ない。雨風しのげるだけでも十分!
思ったより寒くなく雨さえ降ってい
なければいい山行だったと思う。
いや雨だからいい山もあるなあ。


岩手山までの道のりは9時間30分、松川温泉までなら6時間。滝のような登山道に6時間コースを選び
去年泊まった松風荘に急遽お世話になりました。左は着いてすぐの部屋からの水量、右は次の日、
落ち着いた水量に縦走を断念したのは正解、でも〜水量落ち着いたから行けたかも?
新品靴が水漏れのため無理だったのは明確であきらめきれないモヤモヤした気持ちが・・・。

松川温泉着すぐは雨と雪解け水で洪水のような水量も
翌日には静かな流れになっていました。
橋を渡って洞窟風呂に入りたかったのが危険の立て札に
行けず。去年は行きました。
郷土料理に満足、山は途中敗退だったけどいつものことと
あきらめも早くのんびり癒しのモードへ切り替え、こういう
ことだけは素早く対応している。
水をたっぷり吸ったリュックや靴は温泉から宅配で送ること
にしバス停まで傘さして猫バス待つ心境でドキドキしていま
した。本当に猫バスだったら・・?ダンプが静かに何台か
通り過ぎるのみでした。
今回の山行は去年のリベンジと意気込みはあった。万全にと新品の靴を2名履き食料もバッチリ、八幡平は二度と来ないかも
しれないからとわざわざ寄った。なのに無情にも雨と雪解け水が多く難所も多く行く先をスムーズには行けなかった。
悔しい水漏れ靴。何にも問題なければ雨でも岩手山へ強硬突破していたかもしれない。かも、もしかしての話はキライだ。
でも水漏れ靴は想定外、問題外、そんなことでストップかけたくなかった。なんとなく雨のせいにして断念したけど9時間30分
歩く自信あってあとは皆次第強い決意でやってきたのに靴がどうにもならない状態にあっさり転換してしまった。靴下を絞り
ながら歩く山道想像できますか?店員に涙チョチョ切れながら訴えた。靴下絞るなんて日常生活でもない。ましてゴアの皮靴
に安心しきっている疑うなんてありえない、誰でもそうだと思うけど・・・。裏切られた思いに悔しくてしょうがない、靴下絞りなが
ら歩いた人でなければこの気持ちわからないでしょう。そんな人はめったにいないと思う、故意にやらない限り。みじめで雨より
水分多いんじゃない?この靴と靴下。そのまま歩けって?歩いたことアリマスか?沢登りに来たんじゃない、縦走しに来たの!
いつもなにかハプニングがありまあ楽しい山行、リベンジのためまた来年行かなければならない・・・。
ほとんど参考タイムで(休憩入れても)歩けたが一ヶ所だけ倍かかりジャングルの奥深さにタジタジだった。
ちなみに今回のコース
一日目
盛岡駅からタクシーで八幡平
八幡平徘徊・・・・モッコ岳へは行かず素通り・・・・諸桧岳・・・・ケンソ森・・・・大深山荘泊
所要時間=4時間40分
なぜか諸桧岳からケンソ森まで1時間コースが2時間かかってしまい???なぜ?道がなかったから?
他はコースタイム通り(立ち休憩&おしゃべり含む)なのにここだけは倍。ジャングルの険しさかもしれない。
二日目
大深山荘・・・・大深岳・・・・三ッ石山・・・・三ッ石山荘・・・・松川温泉松風荘
所要時間=6時間
だいたいコースタイム通り 大荒れな道をよくぞコースタイムで歩けたものだ。どうにでもなれ!と泥沼状態
川&滝を探検隊が温泉探して突き進んだ結果。
またまたちなみに温泉に着いて
ずぶぬれねずみ隊と仮した踏み踏み隊は隊長の靴の水漏れが原因でかなり隊長は不機嫌。温泉の玄関に足を
踏み入れるまえに濡れたものを濡れないようにしていたら1時間かかった。
やっと温泉に入り玄関先のおばあちゃんに「どこに行ったの?」「山」「ホーたいしたものだ!」(そうでしょ、そうでしょ)
ついでにもっとほめられたくなり自慢げに「水芭蕉咲いていたよ」と言ったら「このへんではずいぶん前に咲いていた」
なーんだこの辺では下界でも咲いているのか。自慢にならなかった(ショック)でも「たまげた、たまげた、女だけで」
普段ほめられることがないとうれしくなる。(別にほめているわけではないか・・)