城北A.C.からのワンポイントアドバイスは、
不定期更新予定です。(現在更新休止中)


2005.04 エアロビックとアネロビック(有酸素と無酸素)
   エアロビック運動とは、ジョギング等の有酸素運動であり、アネロビック運動とは100m(短距離)等の無酸素的運動を指す。運動能力を向上させるには、先ず、エアロビックシステムを強化しなければなりません。

 よく、短距離の選手はジョギング等必要ないと考えますが、そうではありません。エアロビックシステムが強化されると、身体は脂肪を燃やしてエネルギーに出来るようになります。脂肪はエネルギー効率が良く、長い時間持ちます。体内で上手く脂肪を燃やせないと、糖(血糖)をエネルギーとして使います。すると血糖値が不安定になり、ストレス、いらいら、眠気等を誘います。エアロビックシステムを強化すると、他に(エアロビック筋が鍛えられると)筋肉全体の機能が良好に保てるようになります。その結果筋肉全体の構造がサポートされ安定します。筋肉全体の構造がしっかりする事により、骨格のバランスもとれ、関節や椎間板に負担をかける事なく、適切に働く事が出来る様になります。エアロビックベースを築くと、故障する事なくアネロビック系の運動もこなせる様になるのはその為です。

 神経系、内分泌系、循環器系の一部もエアロビックシステムの影響を受けているため、心臓を含む循環器系も活性化され、筋肉は更に血液の供給をスムーズに受ける事が出来る様になり、競技向上をさせることが出来ます。

 脳、神経系のエネルギーは血糖に依存している為、エアロビック運動をすることにより、血糖値が安定し、精神的にも安定、ストレス解消にも役立ち、キレがちな子供、いらいらや落ち着かない子供など安定し、勉強面等も向上するのはこの為です。

2005.05 ウォーミングアップ(W-up)について
   各選手、自分なりのW-upの仕方があるようですが、今、自分の行っているW-upの仕方が間違っていると感じている選手は少ないと思います。正しいW-upに対する認識を身に付けて下さい。
 正しいW-upとは最低12分〜15分かけて徐々に目標とする最大エアロビック心拍数まで上げていくことを意味します。通常運動していない時には血液は胃腸などの各臓器を中心として筋肉以外の部分に多く流れています。ゆっくりと身体を動かしはじめる事により、血液の流れを徐々に筋肉側に移行させます。すると各臓器等身体全体が、運動に対応できます。

 W-up無しに突然運動を始めるとエネルギー源として主に糖が使われます。糖が消費されるという事は、アネロビック筋(早筋)が使われている事を意味します。この状態はエアロビックベース(有酸素的運動)を築く上でマイナスになります。W-upは徐々に心拍数を上げていく事が重要となります。最後に関節の柔軟性を高める効果があります。ここで言う柔軟性とは身体を柔らかくすることではなく、安静にしていた為に動きにくくなっている機能を呼び覚まし、トレーニング可能な関節可動域を確保する事を意味します。無理しても動きますが、それでは身体に過大なストレスをかけ、ストレスは怪我・故障に繋がります。


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