2002年8月23日
テントの下が斜面だったので寝心地が悪く、夜中何度も目が覚める。5:00起床。既に走っている人が何人もいる。5:45運動公園発。浦上駅6:07発鳥栖行きの電車に乗る。天気は曇り。 佐賀県に入ってから雨がぱらぱらと降ってきた。
携帯電話で天気を調べる。雨のち曇り。明日は明け方雨が降るらしい。今夜テントを張る場所を気をつけねば。電車が進めば進むほど雨は本降りになってくる。
今日の第一目標は吉野ケ里遺跡である。
佐賀を通り過ぎ、吉野ヶ里公園で下車する。
駅で遺跡までの道を聞く。
雨は一時小降りになったが遺跡公園に到着した頃には再びどしゃ降りになっていた。
チケットを購入し中へ入る。雨のせいか私の他に数人しか客がいなかった。
吉野ヶ里遺跡公園は広い。 広い敷地の中に遺跡だけでなく芝生の広場やバーベキューサイト、古代の米を育てている水田などがある。また復元された竪穴式住居の一部が休憩所になっている。
まず遺跡を見てまわる。
歩いていると若い係員数人が挨拶してくれた。教育がしっかりされているようだ。
そして広場へ。広い広い広場全体に芝が青々と生えていて気持ちの良い所である。
この広大な広場に私以外の客がいないので少し寂しい気がした。
ぐるっと周って遺跡公園を出る。雨はもう止んでいた。
再び電車に乗り熊本へ。 駅から自転車で熊本城へ向かう。 熊本駅の近くはあまり栄えておらず少し離れた県庁の辺りが一番栄えているようだ。 長崎と同じく路面電車が走っていたが熊本の方が走っている本数が少ないと感じた。
熊本城。日本三名城の一つ。日本で数少ない黒い城の一つ。1608年加藤清正により築城される。西南戦争の時期にかなりの建物が消失してしまった。勿論プラモデルの日本の名城シリーズにラインナップされている。(笑)
高い石垣の間を天守閣へ向かって歩いて行く。 所々にある立て札を見て往時はここで門をくぐったり、あの石垣の上には櫓があったりしたんだなぁと思いを巡らせる。 有名観光地だけあって天守の近くはすごい人であった。 天守前で紙芝居をやっていたので足を止める。 西南戦争を題にした話の様だ。子供向けだけあってわかり易い。
天守閣に入り展示物を一通りざっと見て一番上まで行って降りる。 紙芝居を見ると韓国語の音声テープを流している。 どうやら韓国語にも対応しているらしい。 九州と韓国は近いから韓国からのお客さんが多いのだろう。 博多からだったら東京よりソウルの方が近いからね。
熊本城を出る。 寝不足がたたって疲れがどっと来る。 熊本には他に有名な庭があるらしいがそこはパスして本日の目的地出水へ向かう事にする。
熊本から八代で乗り換え出水へ。最初は出水に屋根付きの良い寝床が見つからなければ、鹿児島まで行こうと思っていた。出水で鹿児島行き電車の待ち時間が約40分あった。荷物と自転車を置いて駅を出て寝床を探す。 少し歩くと大きな橋があり下を覗くとテントを貼るのに丁度良いスペースがあった。 屋根もあるし下はコンクリで傾斜がない。今日中に鹿児島へ行く気は綺麗に吹き飛んだ。
駅に戻り荷物を持って再び外に出る。
出水は九州で唯一、鶴が飛来してくる所らしい。
その為駅前に鶴の模型やレリーフが飾られている。
かなり滑稽な光景だ。
出水には武家屋敷通りがあるらしい。
折角来たので記念に見に行こうと思った。
日が沈み薄暗くなってきていたが向かう。
自転車をゆっくりと漕いで行く。 途中、橋を越え緩やかな坂を上り武家屋敷通りに到着する。 しかし、着いた時間が遅かった。 門が既に閉まっていて中に入る事ができなかったのだ。 武家屋敷には生垣や土塀が張り巡らされており門が開いていないと中の様子がわからない。 中が本当に武家屋敷風の建物なのかすら、ほとんど確認できなかった。 これぞ踏んだり蹴ったりの状態。
武家屋敷通りに行ったという事実だけを心に仕舞い他に良い寝場所がないか探す事にする。 自転車で走り回ると照明付き野球場・焼肉バイキングの店・ゲームショップ・古本屋・スーパー・コンビニなど思っていた以上に施設が多かったのでビックリ。鶴だけの所だと思っていたが随分と開けている。(笑) 色々な発見はあったが結局橋の下より良い寝床は見つからなかった。
橋の下にテントを張ってから夕食。 川辺で水音と虫の音を聞きながら焼きそばと豚キムチ丼を食べる。 少しボーッとしてからテントで就寝。 この時まだ雨は降っていなかった。