十ヶ月ほどタイに住んでいる日本人から聞いた話。
タイ人は自分がわからなかった場合、『わからない』とは言わずに『大丈夫問題ない』と言うそうだ。何かを質問したらある人は『ここにある』と言い、ある人は『ここにない』と言う。日本人のように『ちょっとわからない』という答はほとんどしないらしい。これはタイの国民性で、とりあえず聞いた人を安心させようとしているそうだ。
タイ人は親切だが買い物はボッたくる。500バーツといっていたものが100バーツで買える時がある。買い物のコツはまず500と言われたら250と言い、すぐにOKしたら125と更に半分ずつ値切っていく。これで何とかなるらしい。
※買い物に関して下に追記があるので読んで下さい。
タイ人にはプライベートの時間を持つ文化はないらしい。日本人が『休日は一人の時間を持ちたい』と言うと不思議そうな顔をするそうだ。
タイ人の考え方は日本人とはまったく違います。それを頭に入れて行きましょう。
※買い物について追記(2003.10.12)
ここで書いている買い物の方法は商売人に対する信義違反であるという意見を頂きました。つまりこちらが半額を提示して商売人がOKした時点で取引は終っている。お互い手打ちの状態のはずなのに更に値切るのは良くないという事です。以下に掲示板でのやり取りの一部を付け加えますので読んでみて下さい。非常に参考になり今後に生かしたい考え方です。知宇祢さんありがとうございました。
知宇祢さんのHP:地球大旅行−西を向く馬− (現在閉鎖)
<知宇祢さんの一回目の書き込み>
タイの小話にある「タイ人の考え方」について。「すぐにOKしたら・・・更に半分ずつ値切っていく」とありますが、この考え方には反対です。値切り交渉は商売人との真剣勝負です。250バーツと言ったのならその値段であれば買うと宣言しているわけです。相手がOKしたのにさらに値切るとそれを覆したことになります。信義則違反ですね。相手がOKしたらさらに値切る必要のないよう、最初から自分が買いたい値段を提示してもらいたいと思います。
<私の返信一>
確かに知宇祢さんの考え方もひとつの方法だと思います。質問なのですが途上国で買い物をする際に当然のようにぼったくる事についてどう思われますか?それこそ外国人に対する信義則違反の様な気がしますが・・・
<知宇祢さんの二回目の書き込み>
海外での買い物について。海外の観光地で外国人に割高な料金設定をするのは、元々は外国人の金銭感覚の甘さが生み出した慣行だと思います。また、外国人観光客は、商売人から3つの制約下にあると見られています。
・相場を知らない
・時間の制約があり料金交渉のために十分な時間を費やすことができない
・コミュニケイション上のハンディキャップがある
このような制約下にある顧客に対して割高な料金設定をすることは、発展途上国だけで見られる現象ではありません。日本でも起こり得ることです。したがって、私は二重価格(多重価格?)そのものに立腹することのないようにしています。たとえ相場の10倍や100倍の料金を提示されてもです。だからと言って割高な料金に甘んじろというわけではもちろんありません。
さて、料金交渉についてです。料金交渉に際しては、商売人、買い物客の双方が料金を提示し、少しずつ提示額を修正しながらそのギャップを縮小していく方法が一般的でしょうか。その場合、相手の提示額を考慮しながら、こちらの提示額をどうするか考えます。交渉材料は、双方とも、相手の提示額が気に入らなければ交渉を打ち切ることです。
私がTSUMAMIさんに反対意見を述べたのは、「すぐにOKしたら・・・更に半分ずつ値切っていく」という考え方に対してでしたね。料金交渉で一方が提示した料金に他方が同意した場合、その人は「deal!(手を打とう。)」などと言って料金交渉の終了を宣言します。TSUMAMIさんの方法は、既に手打ちの状態になっているはずなのにそれを引っ繰り返すようなものでよくないと思うのです。再値下げ要求に応じてもなお利が乗っている場合には商売人は料金交渉を再開してくれるかもしれませんが、その買い物客は料金交渉の何たるかが分かっていないと見られると思います。それが日本人であれば、その後、その商売人は日本人に対しては容易に値下げ要求に応じなくなるかもしれません。
ではどうするべきか。相手の提示額があまりにも高いと思ったら、最初は驚いたような表情を見せたり無視したりして、相手に提示額を下げさせることです。そして、相手の提示額が十分に下がったと感じた時点で、初めてこちらの希望料金を提示することです。それも、十分に低い料金を提示すればよいでしょう。何も相手の提示額の半額でなくてもよいと思います。5分の1から始めてもよいのではないですか。
<私の返信二>
私も二重価格(多重価格?)は仕方の無い事だと思っています。しかし、金銭感覚の甘い旅行者と同じにはなりたくないとも思っています。買い物は自分が納得した値段で買えばよい。つまり相手の言い値やそれより少し下がった値段(相場とかけ離れた値段)がそうであれば買う。おそらくこれが金銭感覚の甘い旅行者の考え方だと思います。しかし、途上国でこの考え方をしてもらいたくない。彼らは自分の金だから余計なお世話だと言うでしょう。しかし、相場とかけ離れた高い値段で買ったら次に来た旅行者に迷惑をかける事になります。
私はそういう何も考えない浅はかな考え方は好きではありません。(まぁ私も十分、浅はかかもしれませんが)また適正相場で買うことは自分の財布にも優しい(笑)だったら適正価格に近い値段で買ってやろうじゃないか。それが私の考えです。(それでも大分やられていると思いますが・・・)
その目的を達成する方法として半額提示を実施しており例えば
店員:「どうだ買ってかないか?500だ。」
私 :「250?」
店員:「OK。250にしよう」
私 :「何?125って言った?」(ここは大袈裟な感じで)
こんな軽い感じで相手が渋るまで続け、そこから本気の値段交渉に入る。最初から低すぎる値段を提示するともう帰れ!と話が続かないので適正価格の見極めが難しくなる。人の話と経験から半額程度が丁度かな?と。ここで半額を提示するイコール手打ちの気持ちは全くありません。相手の反応からしても変な奴が来た位にしか考えていないのでは?と思っています。
<知宇祢さんの三回目の書き込み>
> 最初から低すぎる値段を提示するともう帰れ!と話が続かないので適正価格の見極めが難しくなる。
これはそうなんですよね。そこの見極めが難しい。本格交渉の前の予備交渉として、TSUMAMIさんの方法もあるかもしれません。ただ、一旦提示した条件よりも相手にとって不利な条件を再提示すると、相手を不愉快にさせる場合があることも知っておく必要があると思います。参照URLは私のウェブサイト内にある「偽日記ユーラシア」ですが、NO.8に逆に商売人が条件の再提示を行ったケイスがあり、旅行者は憤慨しています。そこで、TSUMAMIさんの方法を実施するための方法を考えてみました。
商売人:"Don't you want to buy this? It's only $500."
買い物客:"I have only $250 now."
商売人:"OK. It's $250."
買い物客:"What would you say if I'd request the price (should) be $125."
商売人:"Well, let me see, all right."
買い物客:"Give me 20% discount to $100."
こんな感じでどうでしょう。少しよくなったのではないですか?ただ、私の方法も考慮して下さいね。